1972年12月18日(月)一文臨執・行動委・クラス有志が冬期合宿

提供: 19721108
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【概要】

千葉県・岩井の民宿で、一文臨執・行動委・クラス有志が集まって2泊3日で冬期合宿を行った。11.8以降の動きと自治再建運動の中間総括、そして1月からの運動方針が話し合われた。

【この日のできごと】

◎「越冬体制」となり、様々な活動や提案がなされる。
◎臨執、行動委(準)、クラス有志が参加して合宿が行われる。

【街頭カンパのビラ】

12月17日の日付で「早稲田大学第一文学部学生自治会臨時執行部」名で「早稲田の斗いに支援を!」のビラが配られた。学外への呼びかけになっているが、革マルの妨害を受けずにビラを配れたのだろうか。詳細は不明。
「全ての労働者、学生、市民の皆さん!
11月8日、私達の学友川口大三郎君が革マル派の陰惨なリンチによって虐殺されてから私達は革マル派を糾弾し、一人の人間の命の尊さや一人の人間の苦悩を大切にした運動を創っていこうとしています。(中略)
私達には何もありません。金もありません。印刷機さえロクなものはありません。自治会室もありません。あるのはただ強固な全学友の力だけです。私達は今全く新しい自治会を創るために真剣に討論を深め、闘いをすすめています。私達の闘いは今後も更に続くでしょう。私達は皆さんの圧倒的な支援の声とカンパを求め、ここに集っています。共に話し合い、そして私達への理解と支援をお願いします。」

【一文1Tの冬休み】

「12月13日。馬場の“白ゆり”に集まる。そこでは主に“学習会でどのようなことをやるか”“これからの運動の組織”の2点について話し合われた。席上H君より行動委員会を設けることへの提起があった。
12月15日。クラス協議会が開かれK君が出席。
12月16日。第1回学習会が開かれる。出席者7人。学習会というよりも討論会になってしまったけれども、個人個人の様々な意見、新たな方向性への展望が聞かれた。
12月23日。出席者6人。自治会執行部は百花斉放・百家争鳴を保証するような形。最大公約数としての立場をとるべき。主人公は大学生・自治会員=我々である。自治会運動の空洞化の上に立つエセ自治会運動。セクト的価値観の押しつけ。
1月7日。白ゆり。行動委の性格の明確化。臨執支持という立場に立つならば、それを積極的に支持する行動委。“核”としての行動委。」
(『一文有志の記録』より)

【リンク】

革マルー当局に抗して更なる前進を! 一文臨時執行部
規約改正委員会創出に向けて! 一文臨時執行部
臨執声明 一文自治会臨時執行委員会
全てのクラスで自主的・独創的運動の創出を
11.8サークル連絡会議からの活動報告とアッピール! 12月25日付


*12月末頃と思われる資料*
我々は断固主張する 一文執行委員会
第一文学部自治会 仮規約
討議資料 自治会と自治委員選挙の考え方(A4青焼)
川口君事件から 発言二つ 早稲田キャンパス新聞72年12月25日付